ストーリーと数字でみる2014年「歴史モノ」市場のトレンド
     

その他のタイトル紹介

ではここまでに挙げた有名なもの以外で、興味深いものをご紹介しましょう。

信玄上洛
80年代以前からの長い歴史を持つメーカーが安定市場を築いているPC、家庭用ゲーム機向けの歴史ゲームの世界ですが、新規に参入するメーカーもあります。「サイフォン(Si-phon)」は社員11名の建築会社の持つ歴史ゲームレーベルです。量販店のPCゲーム売り場などで売られているほか、Android版やアナログゲーム、関連書籍も販売しています。
戦国時代と太平洋戦争に題材を取った同社のゲームは外見は地味ですが、特に年代の高いユーザに支持されています。

THE 合戦 関ヶ原
プレイステーション2、2004年発売。タイトルを低価格で提供する「シンプルシリーズ」の一つで、2100円という低価格で販売されていました。「THE 合戦 関ヶ原」は「無双」シリーズと同じタイプのアクションゲームで、一人の剣豪として関ヶ原に参加し、味方を勝利に導くというものです。同シリーズは名前の通り「シンプル」なものもありますが、中には本作のような複雑な作品も多くあります。
「シンプルシリーズ」の販売者のディースリー・パブリッシャーズは、元はツタヤグループのカルチャー・パブリッシャーズのゲーム事業部門でした。現在はバンダイナムコゲームズの子会社になっています。
また開発社のタムソフトは台東区に本社を置くゲーム制作請負会社です。同社は「シンプルシリーズ」のヒットタイトルである「お姉チャンバラ」「ドリームクラブ」の開発を行っています。また2003年には山田風太郎の小説「魔界転生」をゲーム化しています。